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王太子・クラークの婚約者・レティシアは、ある日クラークが別の令嬢を連れている場面を目撃してしまう。 「クラーク様が心変わり…ということは婚約破棄! やったぁぁぁ!!」 娘を溺愛する父公爵のもとでのびのび育ってきたレティシアには、厳しい妃教育も、 堅苦しい王太子妃という地位も苦痛だったのだ。 喜び勇んで田舎の領地に引きこもり、久々の自由を満喫していたレティシアだが、 急にクラークが訪ねてきて!?